彫刻家イサム・ノグチ
イサム・ノグチは、生涯を芸術表現の実験に捧げ、AKARIだけではなく、彫刻、庭園、家具、陶芸、建築および舞台美術など幅広い作品を残しました。
繊細でありながら大胆、伝統をふまえつつモダンなイサム・ノグチの作品は、世界中でいまも変わらずたくさんの人々を魅了し続けています。
イサム・ノグチは、生涯を芸術表現の実験に捧げ、AKARIだけではなく、彫刻、庭園、家具、陶芸、建築および舞台美術など幅広い作品を残しました。
繊細でありながら大胆、伝統をふまえつつモダンなイサム・ノグチの作品は、世界中でいまも変わらずたくさんの人々を魅了し続けています。
1904 | 11月、カリフォルニア州ロサンゼルスに生まれる。父は詩人の野口米次郎、母は作家で教師のレオニー・ギルモア。 |
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1906 | 家族と東京へ移る。 |
1918 | 渡米 |
1924 | ニューヨークのレオナルド・ダ・ヴィンチ・スクールに通い彫刻の勉強を始める。 ナチュラル・スカルプチァ協会のメンバーに選ばれる。 |
1926 | ブルマー・ギャラリーでブランクーシ展を見て感銘を受ける。 |
1927 | グッケンハイム奨学金を得、パリに留学。ブランクーシのアトリエで働く。 |
1930 | パリに帰る。北京に8ヶ月滞在、Chi Pai Shiに毛筆デッサンを学ぶ。 |
1935 | マーサ・グラハム舞踏団の舞台装置を制作。 |
1938 | ロックフェラー・センターのステンレス・スティールの作品がレリーフ・コンペディションで一等獲得。 |
1949 | ボーリンゲン協会奨学金を得、ヨーロッパ、エジプト、インド、日本を旅行する。東京の三越本店で個展。 |
1951 | 慶応大学の庭園を設計。広島に橋を二つ設計。 |
1953 | 神奈川県立近代美術館で個展。 |
1956 | パリ・ユネスコ本部の庭園をデザイン。 |
1959 | ミヤゴ芸術協会の第63回絵画、彫刻展第1位「ローガン・メタル」 |
1960 | イエール大学バイネッケ稀覯本図書館のための大理石庭園を設計。 |
1960 | エルサレムのイスラエル美術館のために、ビリー・ローズ彫刻庭園を設計。 |
1965 | ニューヨーク建築協会の金賞。 |
1968 | ホイットニー美術館で回顧展。 |
1970 | 大阪万博のため噴水彫刻を設計。 |
1974 | グッケンハイム・ミュージアムでの「原題彫刻の巨匠」展に出品。 デトロイトのシビックセンターに噴水と広場を設計。ニュースクール・フォー・ソーサルリサーチの造形芸術の名誉博士号。 |
1976 | ホイットニー美術館「アメリカ彫刻の200年」展に出品。アトランタの運動場「プレイシケイプス」を設計。 |
1977 | シカゴのアート・インスチュートのために噴水を設計。東京、草月会館ロビーに「花と石と水の広場」を設計。 ニューヨーク近代美術館で個展。 |
1980 | ホイットニー美術館50周年記念「イサム・ノグチ」展。エメリックとベースの両画廊で「イサム・ノグチ75歳記念」展。 |
1982 | 彫刻庭園「カリフォルニア・シナリオ」を設計。 |
1983 | ロサンゼルスのリトル東京に広場を設計。 |
1984 | ベンジャミン・フランクリン記念のための「ライトニング・ボルト」を完成。 |
1985 | イサム・ノグチ・ガーデンミュージアム(ニューヨーク・ロングアイランド)をオープン。 |
1986 | ヴェネツア・ビエンナーレ国際美術展にアメリカ代表として出展。第二回京都賞、精神科学・表現芸術部門での受賞。 |
1988 | ニューヨークにて没 |